INTERVIEW03
鉄道という人々の生活に必要不可欠な
インフラを陰ながら支える仕事
若手社員紹介ー鉄道G施工管理ー
Y. Iさん(2015年入社) 出身:桐生工業高等学校 土木科 所属:鉄道G 施工管理(1級土木施工管理技士)
入社の決め手は何ですか?
河本工業のOB社員と知り合いだったこともあり、会社のこと、そこで働く社員のことなど詳しく教えていただいたことが入社の決め手でした。また実家も群馬県内にあり、地元で土木の仕事がしたいと常に思っていたことも大きな要因だったと思います。
現在の仕事内容は何ですか?
千葉県にある東武鉄道野田線において、現場監理技術者・現場代理人のもと鉄道工事を担当しています。週に約3日ほど夜間作業をするため、体調管理に必要以上に気を使いながら業務に励んでいます。夜間作業では、列車が走らない時間を利用して工事を進めるため、少しでも無駄な作業がでないよう効率よく業務を進めます。作業内容によっては、数百人が一度に作業をすることもあるため、その光景は初めてみた時はとても驚きました。作業が終了すると線路内に作業道具が落ちていないなど徹底して巡回します。鉄道工事は、そんな少しのミスも許されないため、気を引き締めて業務に取り組んでいます。
どんな方と関わりながら仕事をしていますか?
鉄道工事を専門としてる職人さんは、皆、枕木(レールを動かないように支持し,レールの間隔を保ち,レールにかかる列車の荷重を道床から路盤へと分布させ,伝える役目をもっている台木。約50kg)を軽々と持ち運んでしまいます。さらに時間内に工事を進めるため1分1秒も無駄にせず、作業を行っていることから学ぶべきことが多く、日々勉強という気持ちで仕事をしています。
仕事で感じたやりがいは何ですか?
1日の作業が終わり、始発が走る姿をみると安心感とともにやりがいを感じることができます。列車には、日々たくさんの利用者がいるため陰ながら人々の生活を支えているという実感をもつことができるという点が鉄道施工管理のよい所だと感じています。また、深夜作業には、深夜手当がつく点も私にとってはやりがいにつながっている部分でもあります。
仕事で感じた厳しさは何ですか?
鉄道工事は、何が何でも始発までにその日の工事を終わらせなければなりません。作業ミスで手戻りが発生した場合は、すぐにその日の作業の見直しをし、予定を変更することも必要になります。まだ私にはその場その場の臨機応変な判断をすることは、難しいため日々先輩社員の背中を見ながら努力をしています。
ある一日の流れをご紹介します。
(夜間作業がある場合)
- 8:00
出社
- 10:00
夜間作業書類作成、発注者との打合せ
- 12:00
昼食
- 15:00
現地確認や見積もり作成、工程管理、決定・変更事項への対応
- 16:30
現場巡視
- 17:00
退社・仮眠
- 22:00
出社、本日の作業内容の確認
- 23:00
打合せ
- 24:00
朝礼、作業開始
- 4:00
夜間作業終了、現場確認
- 5:00
報告書等書類作成